梅雨のうねりは、髪の毛の『部分的な伸び』が原因だった!?

こんにちは。
そろそろ梅雨の時期になりますね。☔️

なぜ梅雨の時期は髪が広がり、扱いにくくなるのか。
今回は、その理由を科学的に紐解きます。

まず前提として、実は日本人は70〜80%もの人が「くせ毛」と言われています。「私は直毛だから関係ない」と思っている方も、実は隠れくせ毛かもしれません。

この「もともとの髪のくせ」と、日々の「ダメージ」
この2つこそが、梅雨に髪が扱いにくくなる大きな原因です。

少し専門的な目線から、分かりやすく解説しますね。

原因1:くせ毛のメカニズム(髪の中の引っ張り合い)
髪の毛の内部は、大きく分けて2種類のタンパク質でできています。
• 水を吸いにくい部分(疎水性): 水分を吸ってもあまり伸びない
• 水を吸いやすい部分(親水性): 水分を吸うとめちゃくちゃ伸びる

直毛の人はこれらが均等に並んでいるのですが、くせ毛の人はこの2つのタンパク質が左右非対称(偏った状態)で並んでいます。

画像の説明

たとえるなら、熱いお好み焼きの上でクネクネ動く「かつお節」です🐟
かつお節が曲がるのは、湯気の水分を吸った側(下側)だけがビヨンと伸びて、乾いている側(上側)との間に長さの差が生まれるから。
梅雨の髪の毛も、これと全く同じ。
空気中の湿気を吸うと、髪の中で「ビヨンと伸びる側」と「全然伸びない側」ができてしまいます。その結果、かつお節のように引きずられるようにして、髪がクネクネと曲がり、うねりになってしまうのです。
(かつお節の例えが一番しっくりくるとは思いませんでした笑)

原因2:ダメージ毛のメカニズム(骨組みの乱れ)
「もともと完全な直毛なのに、梅雨になると広がる・うねる」という人は、髪の傷み具合のムラが原因です。

本来の健康な髪は、表面や内部が適度に「疎水性(水を弾く)」を保っているため、余計な湿気が中に入りません。だから、中の「水素結合(髪の形をキープする骨組み)」も、朝セットした状態を保てます。

しかし、紫外線やカラーで髪が傷むと、水を弾くバリアが失われ、雨の日の過剰な湿気が、傷んだ部分からドバドバと侵入!
その水分が、元々あった「水素結合」を勝手に切って、別の場所で結びつけ直してしまう(=乱れる)ため、おかしな方向へうねったり、全体が爆発するように広がったりしてしまうのです。

今日からできる「湿気ブロック」術
原因がわかれば、対策も見えてきます!明日からできる具体的なアプローチを3つ提案します。

  • シャンプー・トリートメント:
    保湿ケアで髪の内部を潤いで満たし、外からの水分が入る隙間をなくす(「インナードライ」を防ぐ)。
  • ドライヤーのあて方:
    髪の根元からしっかり乾かし、最後に冷風をあててキューティクルを「引き締めてロック」する。
  • スタイリング剤の選び方:
    水分を弾くオイル系や、湿気から守るキープスプレーを使う。

まとめ
梅雨の髪トラブルは、湿気によって髪が部分的に伸びたり、内部の「水素結合」が乱れたりすることが原因です。
ジメジメする季節ですが、正しいヘアケアで髪にしっかり「傘」をさしてあげましょう!
毎日の少しの意識で、梅雨時でも扱いやすいツヤ髪をキープできますよ。

文責:松林

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